社長より

浅春の候 平素は格別のお引き立てをいただき 厚く御礼申し上げます。

 さて、NHK大河ドラマ「晴天を衝け」主人公の渋沢栄一翁は、埼玉県の農家に生まれました。「晴天を衝け」で描写されている通り、江戸時代は士農工商の身分制度が厳格で、渋沢翁は、領主から理不尽の徴税を強要され憤っておりました。二七才の時、パリ万博を見学。軍人と商人が対等に話をしているところを見て、衝撃を受けました。「人間は平等」の理念は、その時、渋沢翁の胸に深く刻み込まれました。

 渋沢翁が六一才の時、「人間は平等」の理念から、日本初の女子大学の設立に尽力されました。

 渋沢翁の足跡を辿り、三州製菓は、女性活躍に長年にわたって取り組んでまいりました。最近では、女性より「もう女性活躍と言わないで良い」との意見が出るまでになりました。

 日本の女性活躍は、世界一二一位と悪化しています。このような状況を改革し、「新聞に女性活躍の文字が消えた時」、日本に「男女平等」が定着すると思っております。

 今後ともお引き立て頂きます様 宜しくお願い申し上げます。