社長より 386

向春の候 皆様お変わりございませんか。日頃は何かとお世話になり誠に有難うございます。

三州製菓では、社会貢献活動の一環として、私が理事長を務めております児童養護施設「子供の町」で餅つき バザー参加などを行っております。

この度、社会福祉法人「子供の町」は 埼玉県人会より「善行賞」受賞の栄にあずかりました。これも、会長 大塚陸毅様はじめ埼玉県人会の皆さまの温かいご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

春日部にある「子供の町」は、虐待を受けたり、また、経済的な困窮などにより、親と一緒に生活できない子供たち150人を養護しております。このような子供たちを90名の献身的な職員が、24時間 365日、子供たちの健やかな成長を守っております。

課題としては、老朽化した建物の建て替え等があります。

さて、私は渋沢翁の「論語と算盤」を基本に経営を行ってまいりました。

渋沢翁は、福祉事業に力を入れ、生活困窮者、孤児を収容する東京養育院の院長を亡くなられるまで務められました。渋沢翁は、常に社会的弱者へ心を配り、貧しい人々、そして女性の活躍を支援されました。

このような渋沢翁の理念に、私は深く感銘し、私も福祉の分野で貢献しようと心に決めておりました。本日の受賞を機に、なお一層精進を重ね、わずかでもご期待にそいたいと存じます。

何卒、今後とも皆様のご指導を賜りたく宜しくお願い申し上げます。