
三州製菓の企業理念をわかりやすく説明する象徴的な事業として、平成8年4月より「米匠百珍」をスタートしました。 「米匠百珍」スタートした時の解説文は以下のとおりです。
「世界で多くの人が米を主食としていますが、米を原料として米菓を発明したのは、日本人です。わが国オリジナルのお菓子である米菓を次世代に継承するため、「米匠百珍」を創設しました。 「米匠百珍」の言葉は、日本の食文化の中心にある米を加工する、優れた匠が秘伝の製法を受け継ぎ、その技を極めて、百品の新しい特長ある米菓を創作する、という意味でつけました。春秋ごとに2種類ずつ、100種類の米菓を研究開発します。「米菓文化」を本格的に創造しようとする企画です。 同時に、米匠百珍の開発を通じて、当社を研究開発型の会社に変えていきます。
現在の菓子市場は、似たような商品が氾濫し、過当競争に苦しんでいます。しかし、日本各地に個性豊かな地酒が花開いているのと同様に、米菓業界においても日本各地の米菓製造会社がそれぞれの持ち味を活かして個性豊かな商品をつくる共生の時代に、移行していくべきです。そしてこの共生こそが、日本の伝統食品である米菓の食文化を深め、永く伝える道と確信しています。 その先駆けとして米匠百珍を始めました。」
尚、現在、発売した「米匠百珍」は生産を終了しました。
