元祖 「揚大角、揚大丸」
「揚大角、揚大丸」は、23年前、日本で初めて、三州製菓が商品化しました。
さて 日頃よりご愛顧賜っております 弊社『揚大角』『揚大丸』が、誕生以来 23周年を迎える事となりました。これもひとえに 皆様のご愛顧のお陰と感謝致しております。
思い起こせば『揚大角』は、今から24年前、押し焼きせんべい職人渡辺が、せんべい生地を枠に入れて揚げたらどのようなせんべいが出来るだろうか、と言うヒラメキから生まれました。当時 焼きせんべいでは、枠に入れて焼く製法がありましたが、生地に枠を入れて揚げる製法は誰も行っていませんでした。実際に試してみると、他にはないボリューム感のある面白い形のものが出来ました。しかし、大きさが不揃いで、とても商品にできる代物ではありませんでした。そこで、ヒラメキに賭けた三人の職人が試行錯誤を繰り返すこと11ヶ月、その努力が実ります。それまで誰も見たことのない様な 厚くて大きく、しかも平らな揚げせんべいが出来上がったのです。これだけの大きさの揚げせんべいを、おいしくソフトにカラッと揚げるには、
一、 国産の良質な米を選び
二、 石臼でごく細かく挽き
三、 水は奥羽山脈系の伏流水を使い
四、 枠揚げの機械を独自に創り出し
五、 揚油の管理に細心の注意を払う
など様々な工夫が必要でした。また この大きな揚げせんべいに合う調味料にも苦心を重ねた結果、蜂蜜を加えた日本人に好まれる、甘辛味での発売となりました。発売当初は、こんな大きな揚げせんべいは市場で初めてのため、売れるかどうか不安がありました。しかし、まさに 市場で初めてが他社との差別化になり、そしてなにより、おいしいとのご満足をお客様に頂き、以来23年間お客様のご協力 ご助言のもと、ロングセラー商品としてご愛顧を頂戴いたしております。
この度 23周年を期に 改めて皆様に愛される『揚大角』を目指し 努力して参る所存でございます。
『揚大角』『揚大丸』の一層のご愛顧とお引き立ての程、何卒よろしくお願い致します。