核戦争の脅威を無くす
科学が驚くようなスピードで進んでも、核戦争の脅威は無くなりません。
戦争を仕掛けることが不利になる、マイナスになるような仕組みが必要です。
国を守る有り様について、軍備拡張または非武装化の議論がなされていますが、日本を守るためには、第三の道があるのではないでしょうか。それを、私は「和の盾」と呼んでいます。
日本には、「和」の歴史があります。
「和をもって貴しとなす」の聖徳太子から始まり、徳川家康は、関が原の戦いで勝っても、敵を抹殺しないで、共存することを考えました。そして、喧嘩両成敗など、戦うことが、マイナスになる仕組みをつくりました。
この「和」の精神を応用すれば、「和」の実践が、戦争を回避する「盾」になるのです。具体的には、
- 他国にまねができない、国が管理する戦略部品を持つ。これがあれば、他国は日本にミサイルを撃ち込めなくなります。なぜなら、日本が破壊されれば、ミサイルを発射した国の産業も滅ぶことになるからです。
- その戦略部品を無償で各国へ供与する。そのようにすれば、日本への攻撃は、全世界より非難され阻止されます。
上記により、世界にとり日本はなくてはならぬ存在になります。
このようなとき、日本を攻撃したら攻撃した国がマイナスになる状況ができあがります。
軍備拡張競争には、際限がありません。核兵器の拡散は、一瞬で、国の破壊につながります。
日本は、覇権主義と民主主義、東洋と西洋、キリスト教とイスラム教の対立を調整できる位置にあります。 「和の盾」の理念を世界に普及することで、安定的な世界平和を実現できます。
また、インターネットの普及により情報の非対称性が解消され、「和の盾」のメカニズムが更に機能しやすくなると考えられます。
この「和」の理念が、世界平和の指導原理になるとき、日本は世界に対し、大きな貢献をなすことになります。

